バイクの立ちゴケ、想像するだけでドキドキしてしまいますよね。
でも、実はベテランライダーでも経験者は多いんです。
必要なのはムキムキの腕力ではなく、ちょっとした物理のコツ。
これさえ知っていれば、不安はぐっと軽くなりますよ。
女性ライダーが安心して楽しめる予防策と対処法を、ギュッと凝縮してお伝えします。
力まかせはNG!女性ライダーのための引き起こしの真実
万が一倒してしまっても、焦らないでください。
200kg近い車体を腕だけで持ち上げるのは、男性でも大変です。
大切なのは、体全体を使ってテコの原理を味方につけることです。
腕ではなく脚と腰で起こします
ポイントは、バイクのボディに腰や太ももをピタリと密着させること。
隙間があると力が逃げてしまいます。
腕は車体と体を繋ぐフックだと思って伸ばしたままロックし、スクワットのように脚の力で斜め前へ押し出しましょう。
持ち上げるのではなく、向こう側へ押すイメージです。
力が伝わりにくい時は、バイクを背にして脚で押すバック起こしも試してみてくださいね。
そもそも倒さない!今日からできる立ちゴケ予防策
引き起こし方を覚えるのも大切ですが、一番は倒さないこと。
毎日のちょっとした意識だけで、リスクは激減します。
停車時は「ハンドルまっすぐ」が鉄則
信号待ちなどで止まる直前、ハンドルを真っ直ぐに戻す癖をつけましょう。
ハンドルが切れた状態でブレーキをかけると、車体がカクンと傾きやすくなります。
また、目線は足元ではなく2〜3メートル先を見るとバランスが安定しますよ。
取り回しは腰で支えると安定します
バイクを降りて押して歩く時は、ご自身の腰骨あたりをシートやタンクに軽く当てて、体全体で支えるようにしましょう。
腕だけで支えようとせず、人馬一体のように寄り添うと、グラッとした時も踏ん張りがききます。
もし倒してしまったら?パニックにならないための3ステップ
それでも倒してしまうことはあります。
そんな時は、深呼吸をして、次の手順を思い出してください。
安全確保とエンジン停止が最優先
まずは周囲の安全を確認し、自分を守りましょう。
エンジンがかかっていたら、手元のキルスイッチですぐに停止。これだけで気持ちが少し落ち着くはずです。
ギアを入れてタイヤをロック
起こす前に、必ずギアを1速に入れましょう。
タイヤがロックされ、引き起こした反動で再び倒れるのを防げます。
ギアが入らない場合は、フロントブレーキを紐などで固定するのも有効です。
誰かに助けを求めても大丈夫
無理に一人で解決しようとしなくて大丈夫です。
周囲に人がいれば、手伝っていただけますか?と声をかけてみましょう。
ライダー同士、助け合いの精神はとても温かいものです。
ロードサービス付きの保険をお守りにするのも、安心への近道ですよ。
不安を自信に変える!明日からできる小さな一歩
立ちゴケ対策は力ではなく知識です。
まずは次の休日、愛車の隣でスタンドをかけたまま、腰を当てるフォームやハンドルを真っ直ぐにして止まる感覚を確認してみましょう。
小さな自信の積み重ねが、あなたのバイクライフをもっと自由に、楽しくしてくれますよ。応援しています!

